投稿日:2023年4月23日

耐火物の定義や種類を解説!

こんにちは!株式会社MITUWAです。
弊社は、千葉県船橋市に拠点を構え、焼却炉や火葬炉などの築炉工事、ダクト製造、煙突工事など各種施工を手掛けております。
「耐火物ってなに?」
このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
今回は、耐火物の定義や種類についてお伝えします!

耐火物の定義

クエスチョン
耐火物は1500°C 以上の定形耐火物及び最高使用温度が800°C以上の不定形耐火物,耐火モルタル並びに耐火断熱れんが、と定義されています。
溶解炉・熱処理炉などを代表とした工業炉においては欠かせない構成材料です。

耐火物の種類

耐火物には様々な種類があります。
耐火物は形態の違いによって物理的分類と化学的分類のいずれかに分類されることが多いです。
物理的分類では、あらかじめ成型・焼成されている定型耐火物と、現場などで必要な形状に施工してから焼成する不定形耐火物、繊維状の「繊維状高温材料」分類できます。

定形耐火物

定形耐火物はブロック状で、積み上げたり組み込んだりして施工します。
種類は、以下の3つです。
・耐火れんが
・耐火断熱れんが
・プレキャストブロック
耐火れんがは窯炉などの構造物の構築に用いられるもので、耐火断熱れんがは伝導率の低い耐火れんがです。
プレキャストブロックは、耐火物を型枠に流し込んで乾燥または焼成処理したものです。
主に炉の構造体としての役割を担うものや、溶湯の流量制御に使用されるものがあります。

不定形耐火物

不定形耐火物の形状は、粉末状や粘土状です。
セメントのように吹き付けたり流し込んだりして施工します。
耐火れんがで築炉する際の目地材料などに使われる耐火モルタルや、水などと混ぜて流し込み成形する場合などに使われるキャスタブル、酸素・ガス、アルミなどの固形燃料で溶射する溶射材など様々な種類があります。
その数はなんと12個もあるんですよ!

市原市の信頼できる業者

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市原市で業者をお探しの方は、ぜひ実績豊富な弊社にご相談ください。
お客様の要望に寄り添った施工の提供をお約束いたします!
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

株式会社MITUWA
〒274-0801 千葉県船橋市高野台3-18-1
電話:047-402-3601 FAX:047-402-3602


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