投稿日:2023年10月9日

工業炉工事のひとつである溶解炉工事とは?

こんにちは!
築炉工事業者の株式会社MITUWAと申します!
現在は千葉県船橋市に本社を構え、千葉県市原市や船橋市を中心とした日本全国(北海道・沖縄県を除く)で、焼却炉・火葬炉・工業炉・動物炉・ボイラーの製造やメンテナンス、製缶工事を手掛けています。
工業炉の種類はたくさんありますが、今回はその中でも溶解炉工事についてご紹介いたします。
ぜひ、最後までご覧ください。

溶解炉

築炉
溶解炉とは、その名の通り対象物を溶解するための設備のことです。
ちなみに溶解とは、2つ以上の物質が溶けて一体化することです。
つまり溶解炉は、対象となる素材を熱で溶かして、融合させるための炉といえるでしょう。
溶解炉にはさまざまな種類があり、アルミニウム原料を溶解するための「アルミ溶解炉」をはじめ、鉄鉱石とコークスから銑鉄を生成するための「高炉」などがあります。
溶解炉は一般的に燃焼炉と電気炉に分かれており、高炉では燃焼炉、アーク炉では電気炉が使用されています。
それでは溶解炉の種類について見ていきましょう。

溶解炉の種類

高炉

上記でも述べたように、高炉とは鉄鉱石とコークスから銑鉄を作り出すための設備です。
「溶鉱炉」とも呼ばれており、鉄鉱石とコークスを交互に投入し、炉の下部から熱風を吹き込んで利用します。

転炉

転炉は洋なし型をしており、銑鉄から炭素やリンなどの不純物を除去した後、少量のスクラップを入れて精錬を行います。
その後、圧力をかけて酸素を吹き込むことで、銑鉄に含まれる炭素やリンなどに酸化反応を引き起して高熱を発生させ燃焼します。
こうして不純物の少ない鋼が製造されるのです。

アーク炉

アーク炉とは、スクラップを鉄鋼生産用に溶解するための設備です。
黒鉛でできた太い電極が付帯しており、原料であるスクラップにアーク放電を発生させながら、酸素を吹き込んで利用します。
これにより高温のアーク熱が発生し、スクラップを溶解して銅を製造します。

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焼却炉や火葬炉、工業炉、動物炉などのさまざまな炉の製造やメンテナンスを手掛けております。
北海道と沖縄を除く1都2府42県と幅広いエリアに対応しておりますので、さまざまなお客様のご要望を実現可能です。
製缶工事も手掛けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

株式会社MITUWA
〒274-0801 千葉県船橋市高野台3-18-1
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